メロウな気分に浸る俺。どうもお金が無い貧乏人です。
近頃は、「チル」なんても言いますが、オシャレでイケてる人たちは、「ゆったりとまどろむ時間」のことをこういった言葉で表現します。
メロウの本来の意味は、「mellow」=熟している、円熟したさま。音楽では柔らかく豊かな楽曲を指します。
ブラックまっしぐらのブラックさんたちには一生縁の無い言葉かもしれませんが、それでも我々も常にメロウな気分に浸っているのでそう遠くない世界でもあります。お金が無い私たちがメロウになる。
少し、そんな話をしていきたいと思います。
まどろみの時
私たちお金が無いブラックは、ダサくて汚い、とても頭が悪い人種だと思われています。多少あっているのですが、それはイケてる勘違いしているゴミクズ自称イケメン君たちの意見。
実は、オシャレでイケてるヒップホップのヤツラやストリートを庭にしているリアルな人たちは、我々ブラックのことを羨ましいとすら思っています。
その理由ですが、私たちはメロウな時を常に過ごしているからです。
「だからさ!メロウってなんなんでぃ!」という方もいるので説明しますが、要するに、“まどろみ”のような感じです。
例えば、店主がゆったりとコーヒーをいれてくれるようなうるさくないカフェで、ブラックコーヒーを片手に思いにふける…。
音楽はゆったりとしたジャズヒップホップで外の風景は何とも言えない春の空。
まさに、メロウな時間ですよね。そういったまどろみの中で我々ブラックは生きている、というのが憧れの対象となっているのです。
我々はじたばたしない
例えば、当サイトでは個人間融資に関する情報や、SNSなどについてお伝えしています。
違法な個人間融資をはじめ、あくどい女性を狙った個人間融資の連中などは排除するよう、日々努力してはたらききかけています。
しかし、私たちはそのことに関してじたばたと焦っているわけではありません。
さらに、ブラックの人たちも焦っているわけではないでしょう。
“いや!金、金が欲しい!”
「とにかく今すぐお金貸してくれ!!!」
という方もいると思いますが、このサイトに辿りついた瞬間にそういった人たちの心はメロウになります。
前述したようなあくどい業者を利用しても何ら得なことはない。
メロウな気持ちになったら、お金を借りないほうが良い。そう思えます。
さらに、無駄な出費をするだけであり、結果的に今は何も下手に利用しない方が良いのだ。
こいういったことに気がつくわけです。
これは結構すごいことで、目の前の快楽を求めなくなる!ということなのです。
焦っている人間はまどろむ時間はありません。
しかし、焦りを忘れてしまった我々はもう迷うこともなければ、焦ることもありません。
ただ、現実を受け入れるだけなのです。
メロウな状態は、気がつくと自分を見つめ直し、考えている
私たちがなぜメロウなのか、その答えは自分自身への問いかけにあります。
私は平均年収以下、貧乏人ですが日々借金などで生活している一般的ブラックですが、ふと思うことがあります。
“あの時、下手なことをして金を借りなければ、今は普通の家庭が築けているのだろうか”と。
昭和末期生まれですが、同年代で子育てをしている人もいれば、家を建てた人、高級車を乗り回している人たちがいます。
もちろん、マンションを購入したヤツもいますね。
それが羨ましいとは思いませんが、自分はブラックなのでそういったこととは一切縁がありません。
日本という国は、基本的に信用情報機関全ての基準となっています。
携帯電話を買う、車を買う、家を借りる、買う…。
安定して、機械のような生活になっていればいるほど、それに見合った価値の人生をプレゼントしてくれるのです。
我々ブラックは、完全にそういったレールから外れてしまった違法者のようなもの。
ふと、“オレは、この世界にとって必要がない人間なのか”と思ってしまうわけです。
これをメロウと呼ばずして、なんと呼べばよいのでしょうか。
この「自虐している時」がイケている
しかし、前述したオシャレでイケてるヤツは、ファッションでメロウになっています。
鬱っぽい雰囲気を出している俺…いう感じをどうにか演出しているわけです。しかし、彼らのほとんどは恵まれている人生です。
お父さん、お母さんがお金持ちできっと良い教育環境にいたのでしょう。そもそも育ちが良いですし、借金なんかしなくても金を手に入れることができるのです。そんな子たちに、我々の真似をしろと言っても無理があるでしょう。
結果的に、ファッションメロウはいつか飽きますし、バレます。我々ブラックの場合、少し時間が空くと自分の人生を振り返り、その情けないレベルの人生を後悔してしまいます。
全てがゴミであり、全てが無駄だったのです。リアルメロウな時間を過ごしている時、私たちは自分たちがイケてるとは思いません。
本当に、自分という人間はダメ人間だ…と後悔しています。しかし、そのリアルが彼らにとっては、格好良いのです。
自信を持て!イケてるぞ!
我々は、自信喪失に陥りがちです。しかし、その必要は一切ありません。自信を持って、力強くこの日本の地で這いつくばっていけば良いのです。
その証拠に、いろいろな人たちから我々はイケてると思われています。自分では気がつかないところで、メロウな気分に浸っているのです。
もう、いいでしょう。自分を卑下するのは。卒業です。今日も明日も、メロウな時間を過ごしながら男っぷりを上げていきましょうね。